精剣使い　～炎と風の誓約～

世界樹のマナが紡ぐ幻想の世界。風の精霊使いの青年ハヤテは、過去の後悔を胸に、穢れの元凶を追って旅を続ける。ある日、森の湖で炎の精霊使いを目指す少女リリスと出会う。彼女は故郷フレイムハート族の村を穢れから救うため、炎の精霊フェニルとの契約を求める。初対面での衝突を乗り越え、二人は互いの目的が交錯することを知る。ハヤテの過去に現れた黒い龍と、リリスの村を蝕む穢れが、同じ闇に繋がっているのだ。水の精霊セレネの試練を乗り越え、炎の回廊で絆を証明した二人は、フェニルとの契約に成功。リリスの村を穢れから解放するが、黒い霧の背後に潜む真の敵—ハヤテの父を殺した黒い龍の影—はなお健在だった。風と炎、互いを信じる二人の旅は、穢れの根源を断つため新たな局面へ。過去の傷と向き合い、未来を切り開くため、ハヤテとリリスの冒険が今、始まる。