第11話 秘密のアジトを突き止めた桜子


 早速桜子がスパイ要因として、「山住組」本部に送り込まれた。


「桜子お前の魅力で組長に近づき恵梨香ちゃん誘拐事件の全貌を聞き出してくれ!」


「あいよ……任せて!」


 ★☆


 神戸の山住組に指圧師として潜り込まされた桜子。

 実は…山住組長は現在55歳で高身長に加えガッシリした体格が災いしたのか、最近は腰痛に悩まされていた。


 そこで早速桜子登場。


 その情報は1月初旬にあった山住組新年会のパ-ティに歌手としてゲスト出演した際に「RAⅯMARU」が情報を入手していた。


「指圧師が辞めてしまって困っている。誰か良い指圧師知らないか?」

 

 組長が酒の席で愚痴った。すると透かさず口を挟んだ蘭舞留。


「嗚呼……僕の知り合いで抜群の腕前の指圧師がいます。圧巻のボディ😋ボンキュッボンで尚且つ凄~い美人です。ウッフッフッフ😏」


「オオオオオオ……よく来てくださいました。こんな裏家業の我々の新年会パ-ティなんぞに昨今有名な『RAⅯMARU』様に来て頂けるなど夢のようなお話。そして…指圧師まで紹介して下さるとは願っても無い話。宜しくお願い致します💕🤩😍」


 こうして…桜子はまんまと山住組本部に入り込むことが出来た。


 ★☆

 トントン

「嗚呼……入りたまえ」


「失礼します」


 ボンキュッボンで胸元がハ-ト型にカットされた超ミニのユニフォームで登場の桜子にギラギラ感が止まらない組長。


 ギラギラ💕🤩😍 ギラギラ💕🤩😍


「おお……美しい指圧師さんだ。早速頼むぞ」

 ギラギラ💕🤩😍 ギラギラ💕🤩😍


「うっふん💕💓」

 ブラン ブラン ブラン。桜子が歩けば、巨乳がゆらゆら揺れて大変。大変。目のやり場に困る。


(ウッフッフッフ……こんないい女に指圧して貰えるとは願っても無い話)

 桜子がその豊満な肉体で山住組長にまたがり、指圧を始めた。

 早速桜子は組長に話し出した。


 「嗚呼……結構肩がこっていますね。それから腰もかなり……こっていますね。どれどれ……」そう言いながら、くねくね くねくね指でほぐしながら指圧を施して行った。


 すると組長が願っても無い注文をしてきた。


「あの~?実は…肩や腰がこって……そう毎日来てもらう事は出来ないかね?」

 ギラギラ💕🤩😍 ギラギラ💕🤩😍


「……勿論いいですが……組長さん私ね。実は…家が遠いんですの。それで……失礼とは思いますが、住み込みで働かせて頂きたいんですの。うっふん💕💓」


「嗚呼……それは…願っても無い話。うっふっふっふぅ💕🤩😍是非とも」


 こうして…住み込みとなった桜子。すると案の定、夜に桜子の部屋をノックして来た。

「桜子さんどうですか、枕が変わると眠れないと言いますが、大丈夫ですか?」


「お陰様で……こんなにいい部屋に泊めて頂けて光栄です」


「うっふっふっふぅ💕🤩😍少し、うっふっふっふぅ💕🤩😍少し、桜子さんのお部屋でお話ししませんか?」

 ギラギラ💕🤩😍 ギラギラ💕🤩😍


「……うっふん……良いですよ」

 カチャカチャ鍵を開けてくれた桜子。

 何とスケスケのピンクのナイトガウン姿の桜子に興奮が止まらない組長。


 何という事だ。深夜なのでベットに横になり2人は話す事になった。桜子もよくそんな事に合意したものだ。これでは間違いが起こっても構いませんよと、言っている様な物。どうなることやら……


 すると案の定、興奮した組長が早速桜子のお尻に触ろうとした。


「嗚呼……このお手々はいけない子ネ。つねつねしちゃう」

 そう言うと手をギュッとつねった。


「痛てて」


「うっふん💕💓……私も組長さんと楽しい一夜を共に……過ごしたいのよ。うっふん💕💓……でもね、うっふん💕💓……その前に……私ね、愛人じゃなくて……うっふん💕💓本妻になりたい。もっと言えば姐さんになりたいの。私ね、映画の「極妻」が大好きでよく観てたの。その望みを叶えてくれたら。うっふん💕💓たっぷりサービスするわ。毎日毎日うっふん💕💓」


「嗚呼……その話に乗った。ワシの妻。最近闘争で死んだばかりだわ!いい!いい!大歓迎!うっふっふっふぅ💕🤩😍じゃ——早速たっぷりと楽しもうじゃないか……」ギラギラ💕🤩😍 ギラギラ💕🤩😍


「嗚呼……私も大歓迎!でも…その前にあなたのお仕事の全てを今話してぇ——ん💕💓」


「そんな事いつだって良いじゃないか?」

 そして…桜子の豊満なオッパイ目掛けて手が伸びた。


 ”ぺシ——ン”

「うっふん💕💓お楽しみはタ――ップリ後からね!『極妻』になる為にはいろいろ知って置かないとね。プチュ💋うっふん💕💓」

 そう言うとほっぺに(^ε^)-☆Chu!!キスをした。


「んもう💢分かった!分かった!それはだね。覚醒剤等の密売、恐喝、賭博及びノミ行為……誘拐等々ベラベラ……ベラベラ……ベラベラ」


「へえ——色々あるのね。でも……行方不明者って結局は殺されているのかしらね?」

「イヤイヤ売り飛ばすとかさ……それか?役に立つようだったら山住組のアジトで匿って、闇の仕事させるって手もある訳よ」


「ワ――ッ!どんな人たちが匿われているか知りたい。だってニュ-スで話題になった人達だっているって事でしょう?」


「まぁそれはそうだけど……」


「ワ―――ッ見た—い!私ね、な~んかお腹ペコペコ。愛する妻が、お腹空かせてるのに放っとくつもり?許せない💢プンプン😠」


「んもう💢分かった!分かった!じゃあ夜のドライブと行きますか?」


「ワ――ッ!好き好き大好き(^ε^)-☆Chu!!」


「可愛い奴だなフッフッフ!」


 こうして…深夜のドライブと食事を楽しみ2人は一路福井の孤島に辿り着いた。

 スッカリ夜が明けて朝になって居た。


 暫くすると皆が起きて来た。桜子は対面は許されなかったが、ガラス越しに恵梨香ちゃんと美優ちゃん母子もしっかり見ることが出来た。

 


 ★☆

「あのネ場所はね?福井県にある○○島という島よ。3人を確認できたわ。あっ!聞かれてしまったわ。キャ-――――――――ッ!」


 桜子の安否は?


 



 





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