見返り柳で待つ少女　- Daruma-san fell down -

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（125文字）

声に導かれるように宇多須神社へ訪れたあなたは、少女と観光をします。
そして最後に遊ぶのですが……。

この少女は何者なんだろう、どうしたのだろうという疑問が拭えないままストーリーは進みます。想像が膨らみます。
少女とみんなの繋がりが謎なので、いっそう何者なのか気になりました。

ラストのいただくという言い回しが印象に残りました。（たいてい、こういう流れだと「寂しいから連れていく」が多いので）
少女にとって大切なのはソレなのかと思いました。


自分はひがし茶屋街に行ったことがないので、たいへん興味を持ちました。
採用されてほしいです。

和風の街並みと綺麗な石畳の道のひろがる町。だれもがノスタルジックな気分にならざるをえないことでしょう。
けれど、その町の影には、彼女が、彼女たちが潜んでいます。
無邪気なお遊戯への誘い、でも心して、絶対に……てはいけないのです……。