概要
俺は悪役王子。追放されて当然――って、なんでみんな離してくれないの!?
転生特典として、規格外の力を持って生まれたレオニール。近い将来、その力がダイナスト王国の平和を乱すことを危惧していた。
「このままだと王位継承権で絶対に問題になる。それなら悪事を働いて、悪役王子になればいいんだ。そうすれば、成人する前に、城から追い出されることになるはず!」
その完璧な作戦に酔いしれたレオニールはさっそく行動を開始した。
だがしかし、その行動は予想とは真逆の方向へと進んでいく。
城の地下にいるとウワサされている悪霊の封印を解くと、実は封印されていたのは魔王で、逆にレオニールの配下にしてしまい、城の塔にあると言われている結界石を破壊しようとたくらむも、実はそれが大精霊の卵で、ふ化を手伝ったことで懐かれてしまう。
「どうしてこんなに、うまくいかないんだ……」
そんな思い
「このままだと王位継承権で絶対に問題になる。それなら悪事を働いて、悪役王子になればいいんだ。そうすれば、成人する前に、城から追い出されることになるはず!」
その完璧な作戦に酔いしれたレオニールはさっそく行動を開始した。
だがしかし、その行動は予想とは真逆の方向へと進んでいく。
城の地下にいるとウワサされている悪霊の封印を解くと、実は封印されていたのは魔王で、逆にレオニールの配下にしてしまい、城の塔にあると言われている結界石を破壊しようとたくらむも、実はそれが大精霊の卵で、ふ化を手伝ったことで懐かれてしまう。
「どうしてこんなに、うまくいかないんだ……」
そんな思い