幼い妹と一緒に異世界転移したので、妹を守るために最強になります。

一ノ瀬 透が16歳の時、両親が事件に巻き込まれて死んでしまう。親戚も周りの人間も、誰一人として助けてくれようともしなかった。
透には、6歳になる幼い妹の心がいる。透は何があっても心だけは守ると、両親、そして自分自身に誓う。
その時、透と心は光に包まれ、目を開けると森の中にいた。
森には見たことの無い生き物や、植物が生えており、このままでは危険だと考えた透は、森を出て街を目指す事にする。
森を抜け街に着いた透と心。
そこで透は自分達が異世界に来た事知る。
前の世界より遥かに危険なこの世界で”心を守る”為に、透はなによりも強くなること誓う。
これは、妹を守る為に最強を目指すお兄ちゃんの話だ。