両片想い(無自覚含む)のほのぼのすれ違い

ミヅキは、十年来の幼なじみの態度が気になって仕方ない。自分に対してだけ、なぜか敬語を使う。あれやこれやと行動に起こしてみるが、行き着いたのは虚しさとある想いで……

軽やかな筆致で、高校生らしさを感じながら読ませていただきました。
何より、タイヨウくんのすばらしきこと……料理ができて、寒い中、主人公を待つ健気さ、これで照れ屋も入ってくるのです。有能男子なのに、年相応の可愛らしさもあわせ持っているのです。

寒い季節にほんわかとあたたまりたい方に、おすすめします。

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