両片想い(無自覚含む)のほのぼのすれ違い
- ★★★ Excellent!!!
ミヅキは、十年来の幼なじみの態度が気になって仕方ない。自分に対してだけ、なぜか敬語を使う。あれやこれやと行動に起こしてみるが、行き着いたのは虚しさとある想いで……
軽やかな筆致で、高校生らしさを感じながら読ませていただきました。
何より、タイヨウくんのすばらしきこと……料理ができて、寒い中、主人公を待つ健気さ、これで照れ屋も入ってくるのです。有能男子なのに、年相応の可愛らしさもあわせ持っているのです。
寒い季節にほんわかとあたたまりたい方に、おすすめします。