想いと想いが出会い、ぶつかり、混ざり合う。

腰痛で剣を扱えなくなった中年男を主人公に据え、旅の途中で出会う女性達とともに自身と世界を救済する物語。なお腰痛は治らない模様。

絵を止め対話することで進行する構成はまるで観劇しているかの様で僕には新鮮だった。
どの登場人物も自分というものがしっかりとあり、それを作中でちゃんと言葉にして表現してくるので読んでいてある種の痛快さがあった。
いくつか瑕疵はあるものの、作者のTwitter(X)での立ち振る舞いも含め、作品に賭けるパッションとバイタリティが凄まじく、何とも圧倒される。

そしてそして。
おかえりなさい、一式さん。

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