情景・心理描写が巧みなオカルトミステリー!

読みやすい!とても読みやすい!

舞台は現代で馴染みやすく、登場人物はキャラが立ち、文章のテンポも良く、そして各話の文字数はWeb小説で最適と言われる1,500〜3,000文字程度。

さくさく読めます。本当にさくさくいっちゃいます。
しかし上記がその理由のようで、実はもっと他に理由があります。

柱となっているのは、過不足のない描写力。
情景も心理も余計なことは書かれていないのに丁寧で、読者の集中が途切れることはありません。

次にストーリー。
馴染みやすい設定、展開。
だけどばら撒かれた謎が多くて先が読めない。気になる。いつ答えがわかるの!?

そこからの、各話の最後の一文。締めの一文。
上手い! 余韻を残しつつ着地させて、一話一話の完成度を上げています。このお陰で読者はスピード感に乗りつつ「読書した」という満足感を得られるのです。

しっかり読書できる上に時間もとらない。ちょっとした空き時間に読んでも、あえてゆっくり読んでも満足できます。

オカルト、ミステリー、何より本そのものが好きな方!
ぜひ読んでみてください!

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