邪神と歩む聖女の道　～加護のない聖女は邪神と契約しました～

聖女見習いのリアナは神から加護を授からないまま、見習い期間の上限である十八歳を迎えようとしていた。
このままでは聖女になれない。追い詰められたリアナは、禁書によって神を召喚して無理矢理加護を授かろうとする。

ところが召喚されたのは邪神エドガーだった。
邪神でも構わないと加護を授かったその時、エドガーの一部が浄化されたのだ。
リアナの願いを叶えると浄化すると気づいたエドガーは彼女に更なる願いを要求するが……。

聖女リアナと邪神エドガーの関係が、天界と人間界のバランスを変えていくのだった。

※「世界を変える運命の恋」中編コンテスト応募作品です。物語の序章部分を抜き出した中編となっています。