このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(96文字)
これはわたしがつくった、わたしの為の料理たち。ずっと、一緒に生きていくのだと思っていたのに。心境の述懐が、徐々に恐怖の度合いを増していく。だから、こうすれば、もうずっと一緒にいられるね。こうすれば。。まるで息を呑むような言の葉たちが、愛しき紅に染まりゆく戦慄。脳裏に浮かぶ記憶が、今を味わう食感とシンクロする文体はホラーそのもの。もうずっと、一緒だね。いただきます。
サイコパシーな主人公。ホラーはやはりこうではなければ。カニバリズムもまた重要な要素。それらが、短くまとめられている。まさに、this is ホラー。
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