農業がさかんな地域では「勉強すると仕事を怠けるから勉強をしてはいけない」と言われていた時代もあった。
──『芸術で風呂が湧くかよ』──
☆☆☆
2023年10月7日(土)。13時44分。
こんにちは。井上和音です。
憂鬱ですね。
AmazonのKindleでフリーダムウォーズ公式設定資料集-La Vie En Rose-を買ったのですが、画像の文字が潰れていて読むことが出来ませんでした。これってある意味詐欺じゃない?
紙の本を買うことになりました。二つ合わせて6000円くらい飛びましたよ。
あと、紙の本でサルゲッチュ3の公式ガイドも買いました。天空の神殿をいつまでも眺めておきたかったからですね。1000円くらいでしょうか。一体どれだけお金を掛ければ気が済むのでしょうか。
新しく美しい物を発見したいという思いと、かつて見た美しい物への温故知新のような感情がハイブリッドされています。全てが無駄に終わると言われたらその通りなのかもしれません。
車検の見積もりも来て、12万円強が飛んで行くことになりました。まあ、車検は12万円~13万円の間だろうなと思っていたので特にショックとかはありませんでした。
パートタイマーと障害年金って生活していける本当にぎりぎりの価格帯で設定されているのでしょうか。もしかして車検をディーラーに任せるのが良くないのでしょうか。自分で車検をして整備局に持って行きなさいとスパルタなことは言えませんが、車検代をディーラーに任せるというのはリッチなお金の使い方なのかもしれません。
私は頭は良くは無いのですが、趣味は単語集めだったりします。民法の債権にまつわる法学の基礎のような本を買ってしまって読んでいましたが、そこそこ面白いですね。組合の定義とかがちゃんと載っています。何だ。私は法学部に行ったほうが程々に楽な人生を送れたのではないかと思ってしまいますが、哲学科に行った後の今の段階でも法学の基礎のような本を買えたり、経済学や統計学、簿記学の本などを買えたりしています。なので別に哲学科に行ったことで他の勉強が全くできなくなったというわけではありませんでした。むしろ哲学科にあるような本の原著を読もうと思ったら熊本の中の田舎では無理です。例えばセーレン・キルケゴールの『哲学的断片への結びとしての非学問的あとがき』なんかは熊本では見たことがありません。熊本市内の図書館に行けるほど熊本市に近いわけでもありませんが、自分が住んでいる地区の図書館には絶対にありませんね。
田舎の学問より京の昼寝。
どんなに田舎で本を読んだところで都会の人達に敵いはしないのですよ。
井上さんは古物商許可証を持っているのだから田舎で古本屋でも開けばと思われますが、現実的にまず本を買う人がいないでしょうからお店を作るのも無理でしょう。想像しただけで数週間もせずに債権不履行に陥って終わりそうです。終わるのが目に見えています。
車検して見積もりを聞きながら思いましたが私は自動車に関する駆動の知識も一切持ち合わせてはいませんでした。自動車学校で散々教わってMUSASHIとかいうスマホで練習問題を100×10の1000問解いた記憶がありますが、それでも自動車の仕組みは忘れてしまったようです。熊本に居れば自動車はほぼ必須なので、そちらのほうの知識のほうが大切なのではと思います。実際に熊本の男性は自動車や二輪の知識が豊富な人が多いです。農家の方とかだいぶ詳しいですね。熊本の田舎の暮らし方は、親戚を見てみると、梅雨前に田植えをして、夏は仕事に出て、秋は収穫をして、冬は仕事に出て。と、兼業農家をしている人が普通の暮らし方をしていました。田舎のほうの昔の考え方では「勉強をするな」ときつく言われていました。勉強に励み過ぎると仕事、というか労働のほうに力を注ぐことをしなくなるという考え方でした。
実際問題その通りだと思います。勉強するよりもお金になるように歯を食いしばって働く方が、というかそういう生き方でしか生きていけないので勉強はし過ぎてはいけないというのが最もだと思います。
勉強には果てがありませんから。中途半端に勉強すると永遠に本とかよく分からないものに出費をしてしまいます。学問なんて実はただの遊びでしょう。公務員にでもなって行政機関に勤めて法に則って事務作業をしなければいけないとかならまた別ですが。そもそもの私に簿記の知識も法の知識も数学の知識もいりません。同じ毎日をただ淡々と繰り返して行けばそれで良いのです。
同じ毎日を淡々と繰り返すことが出来ない可能性もあるから早く公務員なり安定した仕事に就きなさいと言われるのでしょうけれども。どうも体力が良くありません。部活とかしていたら、思いっきりエネルギーを使った後にどさっと倒れればいいのですが、ただ黙々と仕事を続けるには体力が持ちません。昨日みたいに倒れてしまうでしょう。
勉強なんかしなければ良かったのかなと思いますが、勉強や塾に入れさせてくれた恩はありますね。勉強が無ければつまらない人生だなあと思っていたでしょう。今以上に。今は「実はこの世には面白いことがあるんだよ」と知っているので本などを買ってしまうのですが、「この世に面白いことなど無い」と最初から割り切っていたら仕事一辺倒の人生だったのかもしれません。
それで良いんだと言う大人は数知れず。多分それで良いのでしょう。私なんかは少し道の外れたどぐら者という存在で生きていくのかなと思います。
少しでも良い人生、良い時間を過ごして生きたいものですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます