概要
SFオタク女子高生の僕に地球人の未来が託されたんだけど、全く骨が折れる
SFオタクの女子高校生で僕っ子の田中ひまりは福岡市内の進学高校に通学している。ある日、ひまりがSF小説「幼年期の終わり」を読み終わると突然、「銀河中心体」を名乗り地球人の文明をはるかに超越した謎の知的生命体(いわゆる宇宙人)が現れ、地球人保護の仕事を依頼した。その宇宙人によると、他の多くの星系における事例に基づく予測から、このまま何も手を打たなければ地球人はあと三十年、最長でも百年で確実に滅亡を迎えるという。ちょうど地球人が実用的な核融合炉(臨界炉)を手にしたタイミングでのファースト・コンタクトであった。というのも、臨界炉を得た未開文明はすぐに空間制御技術に到達することになり、多くの場合、この技術を使いこなせずに滅亡するからだ。これを防ぐためには、世界政府を樹立して文明を安定させなければなら
仕事が気に入ってもらえなかったら、お金をもらってはいけない。(G・M・ワインバーグ)
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