概要
ある品をオークションで入手してから、彼の身にはおかしな変化が——
いい歳の男性ふたりが、お手頃居酒屋で趣味について語らいます。
いちばん恐ろしいのは、いったいなんだろうね、というお話です。
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
前作が、ひたすら恐怖をつきつめたので、今回はお気楽に読めるものを、と綴ってみました。
特殊なジャンルのイメージがありますが、この界隈は男性も多いんですよね。
むしろ、極めてるひと(店主や作家)は男性が有名だったりするんだけど、蒐集家が色眼鏡でみられがちなのは、やはり対象が『ヒトガタ』だから、なのでしょうか。
✎𓈒𓂂𓏸 2023年9月3日完成、本文1万1千字。
いちばん恐ろしいのは、いったいなんだろうね、というお話です。
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前作が、ひたすら恐怖をつきつめたので、今回はお気楽に読めるものを、と綴ってみました。
特殊なジャンルのイメージがありますが、この界隈は男性も多いんですよね。
むしろ、極めてるひと(店主や作家)は男性が有名だったりするんだけど、蒐集家が色眼鏡でみられがちなのは、やはり対象が『ヒトガタ』だから、なのでしょうか。
✎𓈒𓂂𓏸 2023年9月3日完成、本文1万1千字。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!上手すぎる文章×人物造形
ホラーはリアリティ。実話っぽさがあればあるほどのめり込み、読み手は恐怖を感じる。
そのあたりを完璧に押さえているのがこの「ヒトガタ」です!
人形を愛好する男の哲学とか、人形そのものの描写がとにかく上手い。
お話のためのキャラクターじゃなくて、実際にそういう人がそういう目に遭ったかのように感じられるのです。
恐怖のエッセンスもまた独特で、人形が動くとか、捨てても戻ってくるとかでもなく、かなりの変化球。
オリジナリティという面において、多分類似する作品はどこにも存在しないだろうと断言できるレベルです。
アイディア・筆者の知見・筆力。全てが高いレベルで噛み合った傑作です!