概要
心に傷もつ人々が支え合いながら戦い、生きていく物語
冨楽健生(ふらくけんせい)、幼少期の交通事故で記憶を失い、全身につぎはぎを負うことになった高校二年生。そんな彼だが、穏やかな両親、素敵な友人たちに囲まれ、平和な日々を謳歌していた。しかし、そんな日々もあっけなく崩れ去る。誘拐事件を皮切りに現れた謎の警察組織。そして健生を護衛する黒髪の美少女。一体なぜ彼が誘拐されたのか、どんな謎が隠されているのか!日常を侵食する超能力バトルストーリー、開幕!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!群像劇×能力バトル。あなたの好きなキャラクターがきっと見つかる!
群像劇は好きか? 能力バトルは好きか? 好きならぜひ、読んでみてほしい一作だ。
そして、ぜひ三部まで読んでほしい。確かに初めは、沢山のキャラクターが一気に登場するので、及び腰になるかもしれない。でも、本当に三章まで読んでくれれば、この物語の魅力を理解して余りあると断言できる。
加えて、読んでいて思ったのだが、作者様は本当にこの物語が好きなのだろう。とても読んでいて気持ちの良い物語だった。
さて、この『傷もつ僕ら』は作者様曰く、十部で完結するそうで、現在は八部を執筆されている。だが、まだ遅くない。ここから、この物語を読み始めてはいかがだろうか。