概要
神になるため神様修業をしています。
小網静子様の苦しみをお助けしたくて、祈りから神モドキになった私、千福。日々神様になるための修業をしております。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!神様目線の神様主人公物語!
小さな可愛らしい神様が、成長してい行く過程を描いているのですが、その葛藤が人間の葛藤とは異なり、神様目線なのが新鮮に感じられました。
多分、私達の知らないところで、このような感情が沢山生まれては消えて行くのでしょう。
それでも、決して寂しい終わり方ではなく、ラストは爽やかに感じられます。
時間の経過とは、案外取返しのつかないことですし、時間軸の差というものは、とても孤独を伴うものです。
そんな中で、これは作者様の人柄なんだと思いますが、本作にも終わりには温かい救いがあります。
神様の擬人化ではなく、本当に神様目線、それも日本の神様目線の作品です! - ★★★ Excellent!!!小さな願いは、感動のエンディングへ・・・。
不幸に見舞われ続けた一人の女性を救いたいと思い続けた存在は、
神様モドキの千福《ちふく》として、割り箸でできた小さな社から誕生した。
その女性の名は、静子。心優しい、けれど何かを恐れている方。
彼女を、人々を幸せにしようと、神様モドキの千福は奮闘するけれど・・・。
人への信頼と愛情、そして弱さと強さが詰まった、
素敵な和風ファンタジーでした。
まさに日付を追うように、一話一話が、
かけがえのない春夏秋冬が過ぎていきます。
一人で訪れた神社の、あの清らかな空気。静けさの抱擁。
そこにももしかしたら、こんな物語が隠れているのかもしれません。、
近々、わたしも久しぶりに、氏神様にご挨拶にう…続きを読む