概要
最強の遺失兵器と三人の王女の物語
記憶を失った少女シルヴェーヌは、共和国首都ペリザリアの高等女学校へと通い始める。彼女が学友たちと慣れ親しんだ頃、旧パルティア王国の旧都イブニスへと向かった。帝国が残した遺失物調査の為である。
しかし旧パルティアを再興しようと企んでいるパルチザン部隊の襲撃に遭遇する。
共和国の調査部隊とパルチザン部隊の間で戦闘が始まり、調査部隊は壊滅状態となった。パルチザンに連れられ、シルヴェーヌは旧都イブニスへと到着した。彼女がそこで見た遺失物とは、千年前の決戦兵器だった。
【登場人物】
シルヴェーヌ・ボレリ
記憶をなくした少女。ボレリ家で大切に養育されている。色白で金髪。目の色は青。華奢で幼児体形。
モーガン・ボレリ
共和国軍士官学校の校長。軍人で階級は少将。シルヴェーヌを引き取り、共和国
しかし旧パルティアを再興しようと企んでいるパルチザン部隊の襲撃に遭遇する。
共和国の調査部隊とパルチザン部隊の間で戦闘が始まり、調査部隊は壊滅状態となった。パルチザンに連れられ、シルヴェーヌは旧都イブニスへと到着した。彼女がそこで見た遺失物とは、千年前の決戦兵器だった。
【登場人物】
シルヴェーヌ・ボレリ
記憶をなくした少女。ボレリ家で大切に養育されている。色白で金髪。目の色は青。華奢で幼児体形。
モーガン・ボレリ
共和国軍士官学校の校長。軍人で階級は少将。シルヴェーヌを引き取り、共和国
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!過酷な運命を生き抜く少女の、SFフューマンドラマ
異世界を舞台としたSFファンタジー。
シュバル共和国の女子校に通い初めた主人公、シルヴェーヌ。
なぜか記憶がなく、モヤモヤしたまま少しずつ知識を得ながら、友達を作って日々の生活を送っていきますが彼女にはある秘密が。
シルヴェーヌの失われた記憶は、かつてこの世界で起きた大きな戦いと深く関わっていたのです。
戦争だの兵器だの、きな臭い雰囲気の漂う本作。
学校の友達と仲良くするシルヴェーヌの穏やかな様子を見てると、そんな殺伐としたことに関わってほしくないって思いますけど、やっぱりと言うかなんと言うか。
物語が進むにつれて、否応なしに過酷な運命にのまれいくのです。
しかしそれでも読んでて面白いっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!記憶を失ったお嬢様が立ち向かう、遥かな時を超えた因縁
お嬢様としてなに不自由なく扱われ、級友たちとも仲よくすごすシルヴェーヌ。
しかし彼女、育ててもらっている相手とは実の親子ではなく、かつての記憶をなくしています。
例え記憶になくしていても、今が満たされていればそれでいい。そうできたらよかったのですが、運命は彼女の過去を無関係のものにはしてくれませんでした。
はるか昔から続く因縁に、シルヴェーヌがどう向き合っていくか。
本作はそんな彼女の物語であるのと同時に、重厚な世界観を楽しめる作品でもあります。
軍や戦争。巨大な力を持つ決戦兵器。そして、人の生死。
ファンタジー作品で登場するお嬢様主人公の物語といった感じでスタートしながらお出しさせる…続きを読む