幻想的で微笑ましい異類婚姻譚

下手くそながらレビューを失礼します。

桃源郷と呼ばれる刀根田村。その村では村の神の供物として、椿は祀られている神の元へと贄として捧げられます。その神と呼ばれる人でない者は、椿に話しかけてくるのです。

二人の交流がとても良くて、心の交流がよくわかります。
話を読んでいく中、桃源郷と呼ばれる村の秘密が明かされていくのですが、ここは読んでみたほうが楽しめます。

ここまでは第一部。
第二部は二人の夫婦としてのお話が読めます。ここのやり取りもほっこりするもので、影から見守りたいぐらいの微笑ましさです。

異類婚姻譚なので、人外と人の少女の恋愛を楽しめるものとなっております。好きな人におすすめです。

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