自分らしく「強欲」な、二人の結婚

冤罪吹っ掛けられてしまい『強欲令嬢』と呼ばれてしまう主人公と、
性格難ありの『蛇侯爵』が、
それぞれの事情から白い結婚をするところから始まるお話。
どちらも相当パンチのある二人なのだが、愉快な仲間たちに囲まれて、少しずつ距離を縮めていく姿は、やはりニヨニヨしてしまう。
主人公がどんどんとフリーダムになるし、蛇侯爵もまたそれに絆されていくのも可愛い。

勿論、恋愛要素だけではなく、しっかりと国の問題や、互いの事情など。
複雑なドラマ的な部分もあり、その部分も凄く読み応えがあります。

そんな二人がどう歩んでいくのか、
是非読んでほしい作品です。

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