概要
出来ることしか、どうせ出来はしないから
荒野の街で孤児として産まれた俺が、小間使いとして、小剣を握って戦場に入ったのは九つの頃だった。
十一の頃に、皮鎧を着せられて。十三の頃に中剣を持たされた。
十六の頃になって、あらかた身体の成長に目星がついた頃、ふと気付く。
自分が微妙に、傭兵に向いてないことに。
「今更か、バカだなお前は」
知ってるよ、うるせえなあ。
十一の頃に、皮鎧を着せられて。十三の頃に中剣を持たされた。
十六の頃になって、あらかた身体の成長に目星がついた頃、ふと気付く。
自分が微妙に、傭兵に向いてないことに。
「今更か、バカだなお前は」
知ってるよ、うるせえなあ。
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