概要
私達は特別でいたかった。だから放課後に一度だけキスをする。
四宮摩耶と三条千早。
小学校から幼馴染。女同士の仲良し二人組。
同じ中学校に進学したがクラスはずっと別々だった。
そのことが寂しくて。
大人になることに憧れて。
私たちは学校がある日は放課後に一度だけキスをする約束をした。
それから三年間。
一度も同じクラスになったことはなかったが、一日も欠かすことなくキスをし続けた。
そして中学校卒業の日。
同じくらいだった背は千早の方が高くなり、舞の方が小さかった。
進学する高校は別々。
ここで告げなくては別れるだけ。
千早は摩耶の唇に触れることなく、額にキスをして別れることになった。
高校に進学して一か月。
千早のことが忘れられない摩耶は、街で偶然グループ内で男性と仲良くしている千早を見つけてしまい……。
小学校から幼馴染。女同士の仲良し二人組。
同じ中学校に進学したがクラスはずっと別々だった。
そのことが寂しくて。
大人になることに憧れて。
私たちは学校がある日は放課後に一度だけキスをする約束をした。
それから三年間。
一度も同じクラスになったことはなかったが、一日も欠かすことなくキスをし続けた。
そして中学校卒業の日。
同じくらいだった背は千早の方が高くなり、舞の方が小さかった。
進学する高校は別々。
ここで告げなくては別れるだけ。
千早は摩耶の唇に触れることなく、額にキスをして別れることになった。
高校に進学して一か月。
千早のことが忘れられない摩耶は、街で偶然グループ内で男性と仲良くしている千早を見つけてしまい……。