ココカラハジマル

体を壊して入院していた玄人（はると）は退院後、会社を退職することに。退職金を貰えたので、同僚に勧められた佐賀県の玄海町に旅行に行くことにしました。

博多に向かう新幹線の中で目に止まったミュージシャン風の女性。その後博多のラーメン屋でも彼女を見かけましたが、特に関わりを持つこともなく玄海町の隣町まで電車で移動します。そこでレンタカーを借りて運転していると、隣の駅前でヒッチハイクしている人物が。それは新幹線内で見た、例のミュージシャン風の女性、七海（ななみ）でした。

偶然巡り会った二人。これも何かの縁と、玄人は七海の実家である「民宿まつだ」に泊まることになります。翌日には七海が観光案内をしてくれることとなり、玄人と七海の距離は少しずつ近付いていくのでした。

これは、玄海町を舞台にした「玄」人と七「海」の恋の物語。