概要
神様だからって、人の頭の上で飯食うなよ!
夢のパティシエの個人店を開くもあっさりライバル店にのされて経営不振で店を畳んだ主人公、大黒 ソラ。
悲嘆にくれるも、腰を悪くした祖母に頼まれ定食屋の手伝いを務めることに。オフィス街の一角にあるその定食屋は一見普通に見えるけど、実はお客様の頭の上では神様も一緒にご飯を食べていて――?
悲嘆にくれるも、腰を悪くした祖母に頼まれ定食屋の手伝いを務めることに。オフィス街の一角にあるその定食屋は一見普通に見えるけど、実はお客様の頭の上では神様も一緒にご飯を食べていて――?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お客様の姿の、その先に
お客様は神様です。
この作品におけるお客様は、まさにこの通り。人だけではなく神様も来る「神様の台所」で、一度夢が潰えたソラは何を得るのか。
人というのはその向こうにも誰かがいるものである。
ただその個人だけでなく、その人はどうして、だからこうして、そんな試行錯誤が人と人を繋ぐのかもしれません。
流行も、綺麗なものも、大切で。けれど人の笑顔を見ようと思うのならば、きっとそれだけでは駄目なのです。
そんな大切なことを、教えて貰った気がします。
素敵な神様の台所、こんなお食事処があったらいいな。そんな風に思います。
ぜひ、このお店を覗いてください。教えて貰える大切なことが、あるはずです。