概要
死にたくないと思うときには、いつも手遅れ。
▼あらすじ
リンネとハルナ、ふたりの女子高生は文芸部室で殺し合い、共に果てた。そしてリンネは何度目かもわからぬクリスマスへと戻され、ハルナはその事実を前世の記憶として持ちながら目覚める。ふたりはそのようにして永遠に続く一年の中に閉じ込められていた。
彼女たちはその周のはじまりに見知らぬ少女たちと出会う。それは永遠を終わらせることのできる星の刃を持つ妖精たち。風の妖精・シルフィードであるトーカと、死を告げる妖精・バンシーであるシノだった。自分たちの永遠を終わらせてくれるかもしれないという期待を前に、リンネはトーカに、ハルナはシノに対して、恋に似た感情を抱く。
一方、妖精たちはふたりの永遠を作り出す神々がハルナの中に存在し、それを取り除かねば自分たちの役目が果たせないことを知る。その名はミトラ=
リンネとハルナ、ふたりの女子高生は文芸部室で殺し合い、共に果てた。そしてリンネは何度目かもわからぬクリスマスへと戻され、ハルナはその事実を前世の記憶として持ちながら目覚める。ふたりはそのようにして永遠に続く一年の中に閉じ込められていた。
彼女たちはその周のはじまりに見知らぬ少女たちと出会う。それは永遠を終わらせることのできる星の刃を持つ妖精たち。風の妖精・シルフィードであるトーカと、死を告げる妖精・バンシーであるシノだった。自分たちの永遠を終わらせてくれるかもしれないという期待を前に、リンネはトーカに、ハルナはシノに対して、恋に似た感情を抱く。
一方、妖精たちはふたりの永遠を作り出す神々がハルナの中に存在し、それを取り除かねば自分たちの役目が果たせないことを知る。その名はミトラ=
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!百合で、純愛も病み展開もさらには浮気展開まであって、贅沢な感じします。
おそらく、コンテストのレギュレーションのため、あらすじに結末まで書いてあるのだと思われますが、あらすじを読まずに読んだ方が面白いので、あらすじ読まずに読むことをおすすめしたいです。
生と死の万華鏡以降、伏せられていた情報が明らかになると、それまでの展開の意味がわかり、一気に面白くなりました。読み返ししても発見があることだと思います。
即物的なレビューですが、百合で、純愛も病み展開も浮気展開すらあって、幕の内弁当のように一通り楽しめるところも贅沢でよいと思います。普段、百合小説は読まないのですが、なるほどこういう楽しみがあるのか、と学びがありました。