公女様は妖精姫とか紋章姫とも呼ばれている

(現・最新話の11話まで読んだところです。)

紋章官の物語。それだけで面白そう。

主人公は紋章官であるのですが、紛い物の公女様です。
なぜ、紛い物なのかは、紋章官であって妖精姫や紋章姫とも呼ばれていることにつながっています。

だから、紋章食べたい。

図像の意味やルールなど、紋章の深い知識をもつ主人公ティアナには賢さだけじゃなく、妖精的な(ばけものじみた)美しさがある一方、心に近いところで親しみを感じます。前作とは違うジャンルですが、作者の描くキャラクターに共通するもののようにも思います。

紋章食べたい、って言ってるところにまず圧倒的なキャラクターを感じますよね。

不思議な魅力のあるティアナが、今後、紛い物という出自と直面しながら、継承問題を紋章知識を駆使して解決してゆくのでしょうか、更新を楽しみにしています。

紋章と聞いて、反応する方に特に、
ファンタジーの好きな全ての方におすすめします。

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