水の神女と蛇神の呪い～娘役の神女は皇子殿下に可愛がられてます～

宮廷三神女の一人である水の神女、蒼子。
『婚姻を白紙にしたくば、行方不明の皇子を探し出せ』との王命に従い、無事に皇子を見つけ出してようやく落ち着きを見せた頃、三神女の一人である天倫から『蛇神に呪われた一族』の話を聞くことになる。

呪われた一族である呂家には身体の一部に蛇の痣や奇形がある者が多く生まれ、それは先祖が退治した蛇神の呪いいであり、当主の愛娘『雪柳の姫』に求婚痣が現れたという。

話しを聞いた直後に皇帝に呼ばれた先で待っていたのは行方不明だった皇子鳳珠。
皇帝は『婚姻話を白紙にしたくば呂家の呪いを解け』という。

同行する神女に蒼子を指名した鳳珠は蒼子に協力を求め、呂家の本家へと足を運ぶことになる。
そこで待っていたのは『雪柳の乙女』と呼ばれる美女、呂白燕。

一族の宝だといわれて…続きを読む