なんか、ふにゃふにゃする。

作者さまのおはなし拝見するときは、いつも腹筋にチカラいれて、姿勢ただして臨むのです。緊張する。

ほかでもレビュー書いたけど、今日はどっちに振られるんだろう、あっちかな、こっちかな、上か、したか。運良く予想があたれば、笑いながら怒るひとみたいな感じで、ジェットコースターのいちばん高いところで震える指でピースつくるひとみたいな感じで、なにか成し遂げたような気持ちになるのであります。

しかるに本作は、まあ冒頭の緊張感でわたしの腹筋はかたくなり、ではということで衝撃に備えながら読み進めれば、しあわせ感でむねがキューっとなるという、たいへん希少な経験をえさせていただくこととなったものであり、いいたいことは、とにかく。

ふにゃふにゃする。ふにゃ。