何だかとっても現実的、公務員ヒーローの裏側と人生の喜怒哀楽！

御作は一話完結型、通勤や通学の隙間時間にサクサク読めてクスリと笑える宇宙刑事の悲哀と苦労を描いたコメディものです。
特に公務員のお仕事をしてる方なら共感できる所が多いのではないでしょうか？　そんな内容でございます。

タイトルからして特撮ものかな？と最初は思うかもしれませんが、その中身は社会人にありがちな日常あるあるを特撮ヒーローの立場と視点に置き換えてお話が展開されています。

いつものように敵側の怪人を毎度変わるカッコいい技名と共に倒し、そしていつもの如く何故かいるさゆり先生と子供達に決めポーズを取って意気揚々と会社に戻る……そこまでは同じ流れ。

ですが会社に戻れば地味なデスクワークや煩瑣な事務処理が待っていたり、その中での会社の細かい規則やルールに困惑したり、上司との付き合いや漫談などなど……途端に現実的な仕事の内容が出てきて、さっきまで怪人と戦っていた時のギャップが激しくてメチャクチャ面白おかしいです（笑）

会社の予算とか備品の扱いについて怒られるの、何だかリアルですね……。

御作は完結済みとなっています。これから楽しもうという方は一気に読むのもいいですが、何より通勤時間に読むと幾分か仕事への憂鬱が紛れるかもです！

私は個人的に24話の5sについての話が好きです。
しつけはこじつけ、これ間違いない。