顔色の悪い吸血鬼は病人と間違われて聖女に拾われる～１０００年間国を守護してきた自分へのご褒美に旅にでたんだが、出会う女が全員聖女ってどういうこと！？　正体ばれたら絶対殺されるんだが～

　吸血鬼のエドワードは、アンデッドの王国を１０００年間守護してきた伝説の英雄だ。
しかし、彼には悩みがあった。それはアンデッドなのに人間みたいに『顔色が良い』こと。
そのせいで、「まるで人間みたい」と他のアンデットに気味悪がられモテる気配すらない。

このままでは一生童貞として人生を終えると焦ったエドワードは、とある目的のために一大決心をして旅に出た。
しかし、旅の道中で予想外のトラブルに見舞われる。
なんと、病人と勘違いされて聖女に拾われてしまったのだ！

アンデットとしては顔色が良いエドワードだが、聖女からしたら『顔色の悪い』重病患者の人間にしか見えない。
こうして、病人と勘違いされたエドワードは聖女によって強制的に看病されることになる。
果たして、エドワードは聖女からアンデットとバレず…続きを読む