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玄関を開けると、電気が点いたままで、床に写真立てと写真が一枚落ちていた。
どうしてこんなことに……?
それを拾い上げようとすると、インターホンが鳴った。外に立っていたのは瑠璃だ。
すぐに胸に衝撃のような激痛が来て、私はその場に倒れた。
そばの写真を取って、瑠璃のところに爪で跡をつけた。
彼女がやったのだ、と。
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