転校生のあの子はカレーにサバを入れてくるんです

 日本の代表的な国民食と言っても過言ではないカレー。とは言っても嫌いな人もいるわけでその理由も様々。
 カレーを毛嫌いし、ぼっちな彼女の名前は『湖南チナミ』ぼっちとして今日も陽キャを見張る業務に勤しんでいると、突如現れた転校生でありながら一瞬でカースト上位に上り詰めた『九重マリ』に話し掛けられる。
 どこかカレーの香りを纏うマリの誕生会に、なぜか参加することになったチナミに襲い掛かるカレー闇鍋の恐怖。

 ぼっちであるチナミの陽キャに対するセリフが毒づいているのだけども、センスが鋭すぎて笑いに昇華されているワードの数々に終始笑ってしまいました。
 更にチナミとマリの掛け合いがとても面白くてグイグイ引き込まれ、そして途中「ん?」となって想像にもしない展開に最後まで目が離せなくなり、気付けば不思議なカレーの攻防に巻き込まれていました。

 カレーに鯖を入れる鯖とカレー。鯖は味噌煮を使うと鯖の旨味を損なわず美味しく出来る。そんな知識も得られる本作を是非読んで頂きたいです!!
 読み終えたあと、サバとカレーが食べたくなるかならないかはあなた次第!!

その他のおすすめレビュー

功野 涼しさんの他のおすすめレビュー248