ひとと神が織りなす、透明な叙事詩。

ほんとうに美しい物語。ふつうのOL、よくある異世界転移、お仕事系、嫌われ系。最初は……ごめんなさい、どういう遷移をたどるんだろうと思っていましたが、本日時点のおはなしは、わたしに、ティッシュほとんど一箱消費させてくれました。前半のしがらみというか、生活の描写というか、そういうのがぜんぶぜんぶ、後半の展開と折り重なって、もう、主人公の、周囲の登場「人物」たちのこころと行動の美しさ、世界のうつくしさに繋がります。まさに、叙事詩。

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