登場人物たちの生き生きとした言動が魅力の異世界ファンタジー

主人公のケセドは、竜姫への供物として生贄にされてしまうという不幸に見舞われます。
ですが、友だちの白ヘビや、竜姫が棲むという岩場で出会った少女、そしてその後に彼が出会う人々など、森の集落の人々とは違う人間と触れ合う事になって……

ファンタジックな設定ももちろん見所ですが、本作の登場人物たちは端役に至るまで人間味があって、私はそこが一番の魅力に感じました。

そんなキャラを描くのがお上手な作者様なので、もちろん主人公の人間味もすごく作りこまれています。なので、主人公は壁にぶつかることもあり、ハラハラもしますが「この主人公ならきっと切り抜ける!」という確信も持てて、安心して物語に没頭できました。

ちなみに、私のお気に入りキャラはセラプトです♪

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