概要
異世界に感動していた時期が、俺にもあった。
異世界転生した俺は、幼頭に理解した。自分が勝ち組であると。新しい身体は超絶イケメン。騎士の息子という血筋。そして何より、そこは魔物が存在する世界だった。
それから十二年。俺はガチムキのおっさんに囲まれる日々を過ごしていた。村の少女たちからは、なぜかGのごとく嫌われていて、彼女なんて夢のまた夢。そんな中、唯一の清涼剤が幼馴染の女の子……のはずだった。
ある日、その子はいなくなった。
俺以外の記憶から、すっぽりと消えてしまった。
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なろう投稿作の転載です。
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