ムキムキマッチョのスーパーヒーロー、その意外すぎる正体は……

まるで「私が来たー！」とでも言いそうなムキムキマッチョのスーパーヒーロー『メテオキック』、しかしその正体は一見どこにでもいる褐色のコギャル、女子高生の砕華（さいか）。

元怪人の衛士（えいじ）は学校で隣のクラスだったが、ある日、砕華がメテオキックであることを知り、秘密を守る条件になんと告白してウヤムヤ的に（仮）ではあるけど恋人関係に。

さらには砕華のパパが悪のボス。
でも娘には気を使って就学時間中には悪の活動をしない。
そして砕華のママが、悪と戦う組織のトップ。つまりパパママで争っている、と。

実に、丁寧に妥協なくラノベ的なお話。

悪との戦いがどうなってしまうかも気になりますが、もう一つポイントとなるのが恋人関係（仮）の砕華と衛士。少しずつ、二人がいることが自然になっているのが見てて心地よい。

とはいえ、正義のヒーロー（ヒロイン？）と元怪人なわけで、それがなんにも起こらず終わるわけはないわけで。

憎めないキャラばかりの、続きの気になる良質なお話がここにあります。