乙女ゲームの悪役令嬢(中身は40歳独身女)は命をかけて戦う

新谷百合、40歳独身。誕生日に女友達と深酒をする。
そんなシーンから物語は始まります。
そして、目覚めたら絢爛豪華なベッドの上。美しいお姫様になっていました。
最初は夢だと思いながらワイン飲んで美味いものを食べてゴロゴロしていたのですが、自分が乙女ゲームの悪役令嬢であり、断罪される運命だと理解してから行動は一変します。

自らの運命と闘う。つまり乙女ゲームに戦いを挑むのです。彼女を支えるのは孫子の一句(うろ覚えで若干の間違いあり)と40年の人生経験のみ。さあ、何を・誰を信じてどう行動するのが正解なのか・・・?命をかけた戦いが、結構コミカルに描かれていきます。

ラストシーンで明かされるのは驚きの真実。そして胸を打つ感動。

この物語、第一部完結です。と言うことは、続きがある!
第二部に備えて一気読みするなら今だ!

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