優しい昭和を感じる瑞々しいエッセイ

作者様の少女時代を振り返ったエッセイです。
昭和のぶったんだお父さんは何処までもぶっ飛んでいて。お母さんはしっかり芯が通っていて。色んな愛にふんわり包まれて育つ少女は伸びやかで。
歪だったり粗雑だったり、今じゃ眉をしかめるようなことを「まあまあ」と曖昧に笑えた時代。
優しい昭和を感じる素敵なエッセイです。

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