バディは猫又! 主人公達はどんな事件に巻き込まれていくのでしょう

 怪異がいることが当たり前となった現代。
 根岸秋太郎は、魔女とその使い魔の猫又が暮らす音戸邸を、仕事の為に訪れる。そこで根岸は違和感に襲われるが、それは彼が思いもよらない事実へと繋がっていく(1章)

 猫又のミケと根岸は怪異の事件に巻き込まれていく事になりますが、二人がどんどん相棒らしくなっていくのが、とっても楽しいです!

 怪異の姿や設定は凄く凝っていて、戦闘には迫力があります。
メジャーな怪異から、マイナー寄りの怪異、さらには海外の怪異など、幅広く登場しているのも魅力の一つです。

 また、国ごとに怪異の扱い方が異なっている事が、この作品の大きな特徴だと思います。
 日本では、怪異対策の為に陰陽寮が復活したり、怪異と関わりの深い文化財の研究と保護を行う公益財団法人東京都特殊文化財センターができたりしています。もし怪異が現代社会に溢れかえって、認知されていたら、きっとこんな社会になっていたんだろうなぁと、ワクワクします。

ぜひ、読んでみてください!

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