いくつもの伏線が散りばめられたホラー×ミステリー!

 人類の手には負えないような圧倒的な力を持った動物達。人の意識を操る力を持った彼らは、「人間を管理」すると宣言した。
 彼らは、人間が思いつくような戦い方では絶対に倒せない。人類は敗北した状態から物語は始まります。

 世界はいつも通りに進んでいるのに、限られた一部の人間だけがこの恐ろしい事実を知っている。モデルケースにされた町に連れてこられた瑞原直斗は、動物達に対してどう動けばいいのかと葛藤を続けます。

 なぜ彼らは人を操る力を持っていて、どうして管理することに決めたのか? 

 怪異として描かれる動物達はとても不気味で、絶望感が凄まじいです。
 でも真相が気になり、ホラーが苦手な方でも最期まで読めてしまうと思います。間違いなく、『最後まで読んでよかった!』と思える作品です!

 ぜひ、読んでみてください!

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