現代を生きる人間と怪異の、賑やかでちょっぴり怖い都市冒険奇譚!

自分が読了したのはまだまだ序盤ではありますが、ストーリーが本当に面白いです。

所々の言い回しもユニークで、読みやすい文章に、戦闘の臨場感やなにげない会話など、その場面が容易に想像できるほどに作者様の表現力の高さが伺える作品となっております。


自分は元々オカルトが好きで読むきっかけとなったのですが、そういった方面は詳しくなくて…という方でも問題ありません。
登場する怪異達はメジャーなものからマイナー寄りのものまでいますが、作中では見た目の細かい説明やバックボーンも語られるため、あまり詳しくないという方でも十分に楽しめる内容となっています!


そしてあらすじに『もう一つの“現代”』と記載があるように、作中には若者言葉や、馴染み深い某SNSや某飲食チェーン店などの名前が上がるシーンも登場します。
これらの名前が怪異達から上がるだけでも面白く…彼らが現代世界に溶け込んでいる、まさに『我々の暮らす世界のifを見ているかのような』現代ファンタジーの醍醐味を味わうことができました。


そして、定期的にもふもふの供給もあります!!
オカルトが好きな方はもちろん、たくさんの方にぜひ読んでいただきたい作品です。

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