魔術師達はロボットを駆る

物語のジャンルは魔術師が戦闘機ロボットに搭乗し、熾烈な戦いを繰り広げるという、シリアスなSFロボットアクション。

機体や戦略兵器の大半の名称が天使もしくは数多ある神話の神や武器から名を冠していて、かなりカッコいい印象を受けました。魔術師だから兵器名もキャスターというのが秀逸ですね。

読んでいて思ったことなのですが、こうしたジャンルの物語ではわかりにい専門用語などが並んでしまいがちなのですが、とりわけ多いわけでもなく、あったとしても不思議なことにスラスラと頭に入ってきました。

それと戦闘描写の光景も、脳裏でそのシーンを描きにくいということもなく、機体がどのような動きをしているのかかりやすくて良かったです。

主人公アルバートとその親友アインの二人がどのような運命を辿るのか見ものです。

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