ロボットものはこうでないと!

話タイトルの通りの導入で王道を地で行く堂々の開幕でした。
話の展開が早く導入直後には因縁の相手、何かと絡む「嫌なヤツ」などの位置が自然と埋まっているため、リメイクし練りに練った物語ということが読み手にもヒシヒシと伝わってきています!

節々に漂う主人公の苦悩の道のりがまた応援したくなります。
話的にはいきなりエース!!ではなく、ちょっと目をかけられている程度のスタートというのも導入に相応しい丁寧な展開で安心して読み進めることができます。
様々なしがらみなどを至る所に散りばめながらも初陣を飾ることになるのですが、量産機での出陣は胸に込み上げてくるものが・・・!
初陣だからといってしがらみから解放されるなどということはなく更なる問題が積み上がっていくわけですが・・・

様々な問題の芽を匂わせる序盤から、どのような物語に収束していくのかが気になる、とても読み応えのあるロボットモノです!

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