天祐の王と烈火の騎士

ヴェヌスタリスの王子ジュリアスは、その日、戴冠を迎え王となるはずだった――。
しかしジュリアスの伯父ヨハンネス元帥の手によって、国家反逆罪の冤罪をかけられ投獄。処刑されることが決まってしまう。心が折れたジュリアスは復讐心すら抱くことなく処刑を受け入れようとしていた。
しかし、同じく牢獄にいた囚人シルヴィオが目の前に現れ、ジュリアスを助け出す。シルヴィオは、ジュリアスに向け復讐をそそのかすのだった――。

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【最強に尊い！　「推しメン」原案小説コンテスト】参加作品です。以下、主要キャラクターの紹介となります。

《登場人物》
●ジュリアス・フェーリ・ヴェヌスタリス
ヴェヌスタリス王国の王子。18歳。
歴代王の血脈に現れる、太陽の光を表す黄金の髪と緋色の瞳を持って生まれ、…続きを読む