隣のS級美女は人気イラストレーターでした。まさか一緒に仕事をするなんて
主人公、西野奏汰は高校生である。
そして、彼は、この数年で、アニメ化・漫画家・映画化で数々のヒット作を生み出している天才小説家、『虹乃彼方(にじのかなた)』でもある。
しかし、面倒事が嫌いな性格である彼は、自分がラノベ作家である事を、家族と幼馴染の岡野くらいにしか言っていない。
そんな西野の家族関係はどうやら複雑で...?
天才ラノベ作家と世間で噂されている俺は、高校では超陰キャ生活を送っていた。
席替えで偶然隣の席になった学校一の美少女、櫻崎絃葉に目もくれず、俺は、新作小説『清楚で可憐な義妹の隠し事。~俺は何も知らないし、見ていない(汗)~』を刊行するにあたり、着々と担当編集者の山本さんと準備を進めていた。
席替えから4日たったある日、学校帰りに出版社に立ち寄ったところで、櫻崎絃葉に出会う。
「え?!西野君?!」
「は?!櫻崎さん?!」
驚いたことに、櫻崎さんは、あの有名な神イラストレーター、サクラザキであった。
「今度の新作、先生の作品に携わる事ができ、大変、光栄に思います。」
そう、天使のように微笑んだのだった。
ひょんなことから、同じラノベ作品を手掛けるようになった2人。
同級生であり、美少女である櫻崎さんが、何故、誰にも内緒でイラストレーターをやっているのか。
複雑な事情で小説界に逃げてきた西野。
高校生。同級生によるイラストレーター×天才小説家のラブコメです。
※小説家、イラストレーターのお仕事描写がありますが、作者本人の想像と妄想であります。現実と異なることがあるかと思いますがご了承ください。