深い海の底でしか生きられないものがいる。不幸の中でしか生きられないものがいる。ポラリス。動かぬ北極点。まさに、その名の通りであった。
日本の夏が好きです。 暑くなっても、まだ好きです。 最近は色々書いてます。 何か気になったことや感想、指摘その他諸々。 反応があるだけで作者の励みになります。…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(347文字)
ポラリスの母は世界に2つの電球を産み落としました。しかし不幸なことに、その1つはあまりに明るい電球の翌日に生まれたせいで、分からなかったのです。たとえほんの微かな明かりしか灯せなくても自分が電…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みません。世界電球という、人々を幸せにする(はずの)装置に囚われないポラリス少年の心の葛藤が、シャノ――もう1人の装置に囚われない少女――の瞳を通じて、描か…続きを読む
人類を幸せにする装置「世界電球」しかし、主人公のポラリスとシャノだけは「幸せ」にはなれなかった。だから、ふたりで世界電球を壊しに行こう。作中では人を幸せにする「世界電球」なるものが存在する。…続きを読む
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