透明なキャンバスが彩られていくような「ピュア」な恋愛物語

 「とある少女」が「とある少年」に出会うことで始まる恋物語。純真無垢な、その少年には「とある大切」なものが失われていました。そして、その少女も「とある」大切なものを失っていました。

 その「少女」と「少年」は、その「大切」なものを取り戻すために旅にでます。そして、その「旅」を続けるにつれ、お互いの「心」に「お互いの色」を書き入れていくような、そんな「共に成長する」感じの「恋物語」です。

 失われていたものを取り返すかのように、徐々にお互いが変わっていく様は、透明なキャンバスに「色々な彩り」を加えていくような、そんな華やかな気持ちになれる小説です。

 是非、皆様もよんでください。自分が失っていたもの。なんとなく思い出せますよ!

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