人外の――「人のようでいて人ならざる」ヒロインが大好きです。あと気心知れた幼馴染みとか捨て猫みたいな家出少女とか、心のうちに昏いものを抱えながらも足掻きもがく…
その猫が他者を拒絶するのは傷つき傷つかせたく無いから。優しくも儚い独特の雰囲気に浸りながら、一匹の猫「マルチーズ」の心のなかを探索する、ちょっぴりミステリアスなお話です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(337文字)
最新更新分までを拝読させていただきました。人間よりも人間らしいのではないかという程、独自の自我を形成している黒ねこマルチーズの独白に惹き込まれました。猫なのにマルチーズという名前は、ウィットに…続きを読む
なんだか不思議な話ですが、とても惹き込まれてしまいました。
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