名古屋の骨董店を舞台にした、ちょっと不思議なヒューマンドラマ

名古屋は大須にある、ちょっと不思議な骨董店『懐古堂』。
髪の伸びる市松人形や声を発する壺、不思議な万華鏡……この店に集まってくる骨董品は、なにやら曰くつきのものばかり。
怪異事件を解決する探偵事務所の助手・服部少年は、雇い主の探偵・樹神先生と懐古堂の女店主・カイコさんとともに、曰くつきの骨董品が引き起こす事件に挑む!

あらすじのとおり、この物語は現実世界と地続きで、そのはざまに不思議なものが見え隠れする現代ファンタジー。
章ごとにキーとなる骨董品が出てきて、主人公はその品々に込められた念を紐解いていきます。
ほろっと切なく、ときにあたたかい…骨董品と人が織りなすヒューマンドラマは、涙なしには受け止められません。
さらに、主役のキャラクターたちにもそれぞれ抱える過去があって…。
詳細はぜひ本編で!

たくさんの人に読んでもらいたい名作です。

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