異世界との狭間で純な主人公と強烈な悪が織りなす物語

ある日突然一変した世界。その世界に順応し日々の暮らしを構築した人類。
そんな世界で平凡な少年桃太は少年らしい憧れを胸に冒険者となるべく養成学校に入ります。そこで彼は劣等生の烙印を押されてしまうのですが……。

異世界、冒険者、異能。ファンタジー系の物語では定番の言葉なのですが、序盤から繰り広げられる人間模様と迫力ある戦闘シーンに圧倒されます。
私は異世界ファンタジーは余り得意ではないのですが、ぐいぐいその世界に入り込んでしまいました。緻密に作り上げられた世界がリアルに感じられ、登場人物達の個性や心情が緻密に書き出されているからなのでしょう。

物語はまだ序盤です。これから繰り広げられる物語から目が離せなくなりそうです。

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