それは夢ではない。確かに、現実に存在しているもの。
- ★★★ Excellent!!!
丁寧な描写としっかりと作り込まれた世界観に心が奪われました。
まるでわたし自身も隅の方で登場人物になっているような、そんな風に錯覚を起こしてしまうほどに。
物語の中心にいるアーティとマコト先生。
特に、アーティの存在は欠かせないものとなっています。
彼女のおかげで、変わることができた。そして、前を向いて歩き始めることができたから。
作中、何度「アーティがいてくれてよかった」と思ったかわかりません。
お話は最後に向かって走っています。
作者様の描写力の高さから映画を見ているような臨場感があり、ハラハラドキドキしつつも目が離せません。
何よりも、この二人は、絶対に幸せになってほしい。幸せになったところに、わたしも立ち会いたい。
そんな気持ちから、更に目が離せません。
皆様もぜひ、読んでみてください。