それは夢ではない。確かに、現実に存在しているもの。

丁寧な描写としっかりと作り込まれた世界観に心が奪われました。
まるでわたし自身も隅の方で登場人物になっているような、そんな風に錯覚を起こしてしまうほどに。

物語の中心にいるアーティとマコト先生。
特に、アーティの存在は欠かせないものとなっています。
彼女のおかげで、変わることができた。そして、前を向いて歩き始めることができたから。
作中、何度「アーティがいてくれてよかった」と思ったかわかりません。

お話は最後に向かって走っています。
作者様の描写力の高さから映画を見ているような臨場感があり、ハラハラドキドキしつつも目が離せません。

何よりも、この二人は、絶対に幸せになってほしい。幸せになったところに、わたしも立ち会いたい。
そんな気持ちから、更に目が離せません。

皆様もぜひ、読んでみてください。

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