醜くも美しい真実の世界へ
- ★★★ Excellent!!!
レンズ越しの向こう側にある、奇妙な世界
それは、あくまでにSNSの中のフェイクだと言われていた。
近未来SFとあるように、とある部分の話までは、発達未来を思わせるパリの街並み。
私も、その景色を楽しみながらマコト先生とアーティのコンビの話を楽しんでいた。
(因みに二人のコンビが一番楽しめるのは、個人的に五話だと思う)
世界観の没入部でもあり冒頭、突如空気が変わる。
デイドリーマーズと呼ばれる怪物の登場で、それまでの世界観がガラリと変わるのだ。
マコト先生の見えていた世界に、アーティ同様突如放り込まれる事となる。
まるで、マコト先生が見えていた世界が読者の目にも映る。そんな感覚がする程に、想像力を掻き立てられ、世界の裏側にある世界が見えるような。
そんな感覚が楽しめる事だろう。
オススメです。